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3x3x3キューブレビュー(2014年2月版)

どうもお久しぶりです、HATAMURAです。

ちょうど1年ほど前、3x3x3キューブのレビューを行いました。この時は3x3x3といえばDaYan ZhanChiだったのですが、今は各メーカーから沢山の良質なキューブが発売され、この時のレビューもほぼ意味をなさなくなっています。
というわけで今回は、ここ1年で新たに発売された3x3x3を中心に再びレビューを行ってみようと思います。


●全体概観
ここ1年ほどで各社からさまざまなキューブが発売されました。どのキューブも様々な工夫を凝らしてあり、設計者には感心させられるばかりです。そう言った中で、現在「これが1番!」と言えるようなものは存在しないと言っていいでしょう。どのキューブも素晴らしい性能ですし、逆に言えば正直どれでも同じです。
ですので、キュービストの皆さんには色んなキューブを検討して、その中から「自分に合ったキューブ」「自分の好きなキューブ」というのを見出して、それを使っていって欲しいと思います。種類によって多種多様なサイズ・回しごこちがありますから、いろんなキューブに触れていけばいずれ自分に合った素敵なキューブが見つかるでしょう。
そういうのが面倒だという人はとりあえずの定番というのを使っておけばいいと思います(投げやり)


●レビューの見方
各レビューの最後に、僕からのオススメ度を掲載しています。オススメ度は5段階評価です。基準は「僕が『購入して試すべき』と思うかどうか」です。
★★★★★…ぜひ購入すべき
★★★★☆…購入を検討して欲しい
★★★☆☆…買ってみるのも悪くないと思います
★★☆☆☆…お勧めはしません
★☆☆☆☆…いらんやめとけ

くらいだと思って頂ければ。
クセが少なく、万人受けしやすいものほど基本的にオススメ度が高いと思ってください。逆に言えば、オススメ度が低くても人によってはドハマりする可能性もあるということです。
また、今回紹介するキューブはいずれもtriboxで購入できるものです。気になるものがあれば、そちらで検索してみるといいと思います。面倒なんでリンクとかは貼りませんが。

あくまでこのレビューは僕個人の主観的な感想によるもので、また同じキューブでも個体によって当たり外れなどが存在するということを念頭に置いた上でお読みください。




●DaYan5 ZhanChi
もはや説明不要のキューブ界の定番中の定番、かつて業界に革命をもたらしたメーカーDaYanから発売された、シリーズ第5作です。柔らかいコーナーカットと安定した回転が特徴で、初心者から上級者まで非常に多くの人が愛用しています。ここ1年ほどの新キューブ発売の波にも埋もれず、tribox売り上げランキングでもトップ付近を維持し続けています。僕もスピードを目指す人がとりあえず最初に買うキューブとしてはやはり変わらずこちらをオススメしています。
ただ最近のキューブと比較すると回転が若干重くなりがちで、また削れやすい素材でできていますので、定期的なメンテナンスが必要だと思います。上級者の方は上手にメンテをするか、他の回転のより軽いキューブを使用することも検討した方がよいかもしれません。
オススメ度……★★★★★


●DaYan5 ZhanChi 55mm
DaYan ZhanChiのminiバージョン(通常サイズは57mm)です。たった2ミリですが、持って回してみるとその差は歴然です。全体的な回しごこちは57mmとおおむね同じです。
女性や子供ほか、手の小さい方には非常にオススメです。ただ小さいサイズのキューブは出ている種類が多くないので、小さいサイズに一度慣れてしまうと使えるキューブの幅が狭くなってしまうということは考えておいたほうがいいかもしれません。
オススメ度……★★★★☆


●DaYan2 GuHong plus (GuHong V2)
かつて一大ブームを引き起こしたDaYan GuHongのコンセプトはそのままに、全体的なブラッシュアップとPOP防止用のTパーツを搭載した改良版です。ZhanChiと比較すると遊びの少ないしっかりした回しごこちで、より安定して回転させられます。ZhanChiよりも好きだという方も少なくありません。
オススメ度……★★★★☆


●DaYan6 PanShi
あのDaYanシリーズ最新の第6作です。 …がこれは完全に失敗作でした。
内部の段を増やしたことによりPOPは減少していますが、その分構造に余裕がなくなり、回転させたときに内部の引っ掛かりが多く発生してしまっています。この独自のクリック感が好きという方もいるようですが、あまりスピードには向いていないでしょう。
オススメ度……★★☆☆☆


●Gans 3
Type Aシリーズでかつて一世を風靡したAlpha Cubeからの製品です。サイズは55.6mmと若干小さめです。そして一番の特徴は、内部にネジを使わずナットで固定する独自の構造により実現した、61gという重量の軽さです。キューブが宙に浮いているかのような感覚で、非常に軽やかに回すことができます。
(参考:MoYu WeiLong mini(54.6mm) …… 88g
DaYan ZhanChi 55mm …… 81g
FangShi ShuangRen mini(54.6mm) ……75g )
ただ重量というのは一概に軽ければいいというわけではなく、持った時の重量感があったほうがよいという考え方もありますから、そのあたりは各自の好みに合わせるといいと思います。
回転はガラガラとした感じですが、カッティングは比較的よいです。
オススメ度……★★★☆☆


●Maru CX3
かつてのMaru 4x4x4やMaru Lube(潤滑剤)で知られるメーカーMaruからの製品です。
あまり目立っていない製品ですが、ガラガラ系の回し心地のキューブの中ではトップレベルの性能を誇ります。カッティングも良好ですし、多少無理な回転でもわりとちゃんと回ってくれます。
回転のガラガラ度合い(?)もすさまじく、この手のキューブの一つの完成形とさえ言えるかもしれません。
唯一難点なのがサイズで、57.5mmとほんの少しですが大きいです。ただこれも慣れればそこまで気になりませんし、逆に好きだという人もいると思います。
また、付属する潤滑剤が隠れた名品だと個人的に思っています。回転が重いパズルも一滴でたちどころに軽くなるので、キューブに限らずいろんなパズルに使ってみるとよいでしょう。
オススメ度……★★★★☆


●Legend 3x3x3 Ⅱ
メガミンクスやスクエア1でおなじみ、MF8からの製品です。
タイル式で、中央が丸くくぼんだタイルがはめ込まれています。また少しPOPしやすいのとセンター蓋が非常に取れやすいです。これらの特徴により正直スピードには使いづらいのですが、回転の適度な軽さと引っかかりの少なさは他のキューブに全くひけをとりません。非常に勿体無い製品です……
オススメ度……★★☆☆☆


●Type C-V
Mixup Plusや3x3x9などの変則パズルでも知られるWitEdenからの製品です。
こちらもガラガラ系のキューブで、カッティングも比較的良いです。TypeCの中では最高傑作と言っていいでしょう。5代目は品質が良いとかいう法則でもあるんですかね?
ただ若干ピボットしやすいですね。
オススメ度……★★★☆☆


●FangShi ShuangRen
Funs Puzzleからの製品です。
回転面がザラザラしており、回すとシュルシュルという独特な音がします。ただ回転自体は非常に軽いです。軽すぎます。重量も軽めです。
センター蓋が取れにくいのと、ピボットが多いのも難点です。
ただコーナーカッティングは今回挙げるキューブの中でも随一で、思いっきり回しても引っかかりません。しかしその分全体的にグニャリとしやすく、持ち替えなどで変な部分が回ってタイムロスになるなどということも少なからずあります。構造はなかなかいいですから、シリコン漬けや自然研磨などをして回転の重さや空白感を上手く調整できればかなり大化けするキューブです。
そしてこのキューブの最大のメリットは、上に挙げた構造上の特徴を最大限に活かすRoux Methodという方法があるということです。
Rouxメソッドは持ち替えをほとんどしませんし、M列を高速で回すので回転の軽さとカッティングの良さが求められます。ShuangRenはこれらの要件を全て満たすのです。
現在このキューブはRouxerに高い支持を受けています。Rouxをやりたいという人は買ってみてもいいかもしれません。
オススメ度……★★★☆☆


●FangShi ShuangRen mini
上で紹介したFangShi ShuangRenのminiバージョン、54.6mmの製品です。中段は57mmと同じものを使用していて、中央列だけ大きくなっています。若干違和感がありますが、使っていけば慣れると思います。
また、この中段が大きいというのもRouxには有利なわけです。通常サイズと合わせて、Rouxerに使用者が多いという特異なキューブとなっています。
オススメ度……★★★☆☆


●YJ SuLong
中国のメーカー、YONGJUN (YJ) から発売されている製品です。
一番の特徴はその価格で、triboxで800円と3x3x3の中では非常に安い値段になっています。
スピードで言えばZhanChiと性能が近いですが、少しガラガラ系も入っている感じです。最近のキューブの中で平均的な性質かなーと思います。ただ緩めすぎるとたまにPOPします。まあこれはZhanChiもですが。
カッティングも悪くなくかつ回転も安定していて、価格とあわせて初心者にオススメの一品です。ポストZhanChiとして今後初めての人に薦めていこうかな?と思っています。
オススメ度……★★★★★


●MoYu HuanYing
その高い性能とスカラシップという話題性の高い制度で一躍キューブ界の主役に踊り出た、最近巷でブームのYJ・MoYuブランド、そこから発売されたキューブの第一弾がこのHuanYingです。サイズは56mmで、重量も軽めです。
こちらはガラガラ系のキューブですが、かなり安定した構造なので変なところが回るということは少なく、力を入れて思いっきり回すことができます。ただコーナーカッティングは普通~すこし良いくらいなので、使いこなすにはある程度の技能を要します。
またこのキューブは当たり外れが大きいのと、コーナー蓋が外れやすいのが難点です。コーナー蓋は接着してください。あとプラスチックの質が安っぽい(良くも悪くも)です。結構ピボットもします。
何だかんだ言ってますが僕はメインで使ってます。これも自然研磨でかなり化けるタイプです。ただあまり他の人に自信を持って薦められる商品ではないですね…
オススメ度……★★★☆☆


●MoYu WeiLong
●MoYu WeiLong V2
●MoYu WeiLong V2 mini

Feliksが現世界記録6.54(平均)を出した時に使っていた、現時点で世界のキューブ界のトップを走るキューブです。
V2は本当にごくわずかの改変のようですが、少しだけカッティングも向上しているようです。待望のminiも登場しました。
回転が非常に滑らかで、また重量が少し重いこともあり高級感のある仕様になっています。しかしコーナーカッティングが特別良いわけではなく、むしろ悪い部類に入ります。ただ、90度に近い角度で回した時は、他のキューブに比べかなりスムーズに回せます。
このキューブがトップ層に受け入れられている理由は、一つにはもちろんスカラシップの影響があるでしょう。しかしこのキューブが選ばれた理由はそれだけではありません。
爆速でキューブを回すためには、適度に力を抜き、キューブをきっちり回して正確な動きをすることが大事です。これは簡単なことのようですが、普通は速く回そうとするときにはどうしても力が入ってしまうものですし、力を抜くとどうしても遅くなってしまいがちです。また力を抜いた上で正確な動きをというのは意外に大変です。力を抜いて速く回すというのが常時できるのは本当にごく一部の上級者に限られます。
そして、そういった回し方が出来る人に適したキューブとは、回転に必要な力が少ない、軽い指の動きでもしっかり動いてくれるようなキューブです。WeiLongに関しては「指が乗れば速い」とよく表現するのですが、最小限の指の力でWeiLongに的確に動きを伝えることができれば、他のキューブではなかなか出来ない圧倒的なスピードを生み出すことができます。「WeiLongを使えば速くなる」のではなく、「速い人がWeiLongを使えばさらに速くなる」というのが正しいのでしょう。
WeiLongはかなり上級者向けのキューブだと思います。Feliksが使っているからといって安易に使用するのはあまり薦められません。普通の人は他のキューブを使ったほうが速いでしょう。
しかし、制御するのが難しいとはいえあのFeliksが使っているWeiLongです。性能は保証します。買って試してみる価値はあるはずです。
オススメ度……★★★★☆




今回は以上になります。参考になれば幸いです。
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HATAMURA

Author:HATAMURA
京都大学在籍。1993年生まれ。
「充実した人生」が目標。
ルービックキューブを始めたのは'07年2月。

公式記録はこちら

解法やテクニックについて知りたい方はこちらへどうぞ。僕も運営に関わっているサイトです。
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