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WCA規約クイズ

WCA公式大会は、WCA規約にのっとって行われます。
規約には結構細かいルールまで載っており、普通に大会に出ているだけでは知ることのないルールもあります。
今回は、そんなWCA規約からクイズを作ってみました。
ぜひ紙とペンを用意して挑戦してみて下さい。

・問題は全部で40問あります。
・すべての問題はマルバツ問題です。次の文章について、規約と照らし合わせて正しい場合は○、誤りである場合はxと回答してください。
・すべての問題はWCA Regulations および WCA Guidelines の version: April 3, 2014 に基づきます。
・問題、解答および解説に間違いがあれば指摘していただけると助かります。


1条 大会役員
1-1.最少手数部門以外では、必ず競技者一人につき一人のジャッジがついていなければならない。
1-2. 大会役員からのジャッジやスクランブラ協力の要請を断った場合、大会を失格となる場合がある。
1-3. 競技者は、自分の参加したものと同じラウンド、同じグループ内ではジャッジやスクランブラをすることができない。

2条 競技者
2-1. JRCAの申し込み欄には「保護者の同意」欄があるが、WCA規約では18歳未満の競技者が参加する際に保護者の同意が必要であると定めている。
2-2.JRCAの申し込み欄には「取材」欄があるが、WCA規約では取材に関して競技者の同意をとることが望ましいと定めている。
2-3. 国籍が変わった場合、WCAに申し出ることでいつでも国籍を変更することができる。
2-4. 気合を入れるため海パン一丁で大会に出た。この場合失格になることがある。
2-5. 試技前にヘッドホンで音楽を聴き、出番がきた時は再生を停止してヘッドホンをつけたまま試技を行った。この場合失格になることがある。
2-6. 大会中に過度に騒いだため大会を失格になった。この場合、失格が宣告される前に行った試技の結果は残る。

3条 パズル
3-1. すべての面に円形のステッカーが貼ってあるパズルでも、大会に出場できる。
3-2. 点字キューブは基本的に大会では使えないが、目が見えない人は点字キューブを使って大会に出ることができる。
3-3. 丸みを帯びているパズルは、7x7x7部門と6x6x6部門に限り使うことができる。

4条 スクランブル
4-1.白素体で、所謂白色の面に黒いステッカーを貼っているキューブパズルがある。このようなパズルでは、黒色ではなく他の最も明るい面(通常は黄色)をU面にしてスクランブルする。
4-2.ピラミンクスで黄色と白色の両方がある場合、白色をD面にしてスクランブルする。
4-3.クロックは、スクランブルの開始時にどちらを正面としてもよい。
4-4.メガミンクスは、スクランブルが間違っていてもそのまま競技に用いてよい。

5条 パズルの欠損
5-1.4x4x4などの内部パーツ(所謂「柿ピー」)が2つ外れた状態でタイマーを止めた場合、完成状態とみなされる。
5-2.ピラミンクスの頂点が一つ外れた状態でタイマーを止めた場合、+2秒のペナルティとなる。

7条 競技環境
7-1.ソルブ中に机や椅子、タイマーを使ってパズルを故意に回転させてもよい。
7-2.3x3x3足部門ではタイマーをマットの奥側になるように置いて試技をしている様子がよく見られるが、足以外の部門でこれを行ってはいけない。

8条 大会
8-1.代理人と親しい特定の友人だけが参加できる大会を開くことができる。

9条 競技種目
9-1.best of 5形式の大会を開くことができる。
9-2.3x3x3目隠し部門で、mean of 3形式で順位を決めてもよい。
9-3.プロタイマーは記録が0.001秒まで出るが、0.001の位を四捨五入したものが記録となる。
9-4.10分以上の記録は、秒の小数点以下を四捨五入する。
9-5.予選で日本記録が更新され、決勝で再び更新された場合、後者の記録のみが日本記録として認められる。
9-6.複数目隠し部門では、2個中1個成功の場合はDNFとなる。
9-7.複数目隠し部門で、10個中8個揃えた人と6個中6個揃えた人がいて、どちらも時間がまったく同じだった場合、前者の人のほうが順位は上になる。
9-8.一つの大会では、一つの競技は1回しか行えない(予選→決勝→もう一度全員参加の予選→決勝、ということは出来ない)。

A条 スピード競技
A-1.制限時間が4分の競技でタイマーを3分59秒で止め、そこに2秒のペナルティが追加された場合は制限時間オーバー扱いとなる。
A-2.スタックタイマーとストップウォッチを両方使って計測して10分以内に試技を終え、両方の記録が残っている場合、時間の長い方が記録として残る。
A-3.パズルの面が最初からずれていた場合、インスペクション中にずれを直してもよい。
A-4.タイマーの誤作動で記録が正しく残らなかった場合、ビデオなどの証拠があれば再試技が認められる場合がある。

B条 目隠し競技
B-1.目隠し部門で、試技の終わりにキューブを置いてアイマスクを外してからタイマーを止めてもよい。

C条 片手競技
C-1.3x3x3片手部門では、インスペクションで両手を使ってもよい。
C-2.3x3x3片手部門では、同じラウンド内ではすべての試技で同じ手を使わなければならない。
C-3.3x3x3片手部門でソルブ中に手からキューブが落ち、それが自分の脚に当たった場合、その試技は失格となる。

D条 足競技
D-1.3x3x3足部門では、インスペクションで手を使ってもよい。
D-2.3x3x3足部門では、不正防止のため靴下を履いて試技を行うことは禁止されている。

H条 複数目隠し競技
H-1.複数目隠し部門の制限時間は1時間だが、ペナルティによって記録が1時間を超えることがある。





問題は以上です。お疲れ様でした。
以下は解答編となります。














・答えの後に書いている記号は、根拠となるWCA規約の条項を示しています。


1-1.最少手数部門以外では、必ず競技者一人につき一人のジャッジがついていなければならない。
→x (1e1a): 最少手数部門以外の部門でも、確実にWCA規約が守れると判断できる場合は、ジャッジ一人で複数の競技者のジャッジを同時に行うことができます(5x5x5目隠しで譜面台を使用する場合など)。

1-2. 大会役員からのジャッジやスクランブラ協力の要請を断った場合、大会を失格となる場合がある。
→○ (1e2,1f2): パズルに慣れていないなどの正答な理由がない限り、失格となる可能性があります。

1-3. 競技者は、自分の参加したものと同じラウンド、同じグループ内ではジャッジやスクランブラをすることができない。
→x (1h1、1h1+): 必要に迫られた場合、同グループ内でのジャッジなども許可されます。実際に、マイナー競技において競技者以外でスクランブルできる人が少ない場合、特定の競技者のみ先に終わらせてスクランブラを依頼することがあります。

2-1. JRCAの申し込み欄には「保護者の同意」欄があるが、WCA規約では18歳未満の競技者が参加する際に保護者の同意が必要であると定めている。
→○ (2b): その通りです。

2-2.JRCAの申し込み欄には「取材」欄があるが、WCA規約では取材に関して競技者の同意をとることが望ましいと定めている。
→○ (2d++): その通りです。

2-3. 国籍が変わった場合、WCAに申し出ることでいつでも国籍を変更することができる。
→x (2e2): その年の最初の大会においてのみ、国籍を変更することが可能です。

2-4. 気合を入れるため海パン一丁で大会に出た。この場合失格になることがある。
→○ (2h): 適切な服を着ることが定められています。WCA代理人判断で失格になることがあります。

2-5. 試技前にヘッドホンで音楽を聴き、出番がきた時は再生を停止してヘッドホンをつけたまま試技を行った。この場合失格になることがある。
→○ (2i): 試技中の電子機器の操作は禁止されており、ヘッドホンをつけたまま試技を行うと失格になる可能性があります。ただし、事前にヘッドホンをプレイヤーから外しておけば、いわゆる耳栓などと同じ扱いになるため失格にはなりません(多分)。
ビデオカメラでの撮影は許可されていますが、こちらも試技中に操作をすることは当然認められません。

2-6. 大会中に過度に騒いだため大会を失格になった。この場合、失格が宣告される前に行った試技の結果は残る。
→○ (2j2): その通りです。ただし、競技上での不正行為などの場合は過去に遡って失格となる場合もあります。


3-1. すべての面に円形のステッカーが貼ってあるパズルでも、大会に出場できる。
→○ (3d,3h): パズルの形や色分けについては様々な条項がありますが、ステッカーの形については全て同じ形であれば問題ありません。ただし、競技開始前に代理人に確認を取っておくことが望ましいでしょう。

3-2. 点字キューブは基本的に大会では使えないが、目が見えない人は点字キューブを使って大会に出ることができる。
→○ (3d1): その通りです。実際に視覚障害者が出たことがあるかどうかは知りません。

3-3. 丸みを帯びているパズルは、7x7x7部門と6x6x6部門に限り使うことができる。
→x (3h1): 7x7x7のみで使用が許可されています。

4-1.白素体で、通常は白色である面に黒いステッカーを貼っているキューブパズルがある。このようなパズルでは、黒色ではなく他の最も明るい面(通常は黄色)をU面にしてスクランブルする。
→○ (4d1、4d+): その通りです。

4-2.ピラミンクスで黄色と白色の両方がある場合、白色をD面にしてスクランブルする。
→x (4d2): ピラミンクスは「黄色(なければ最も明るい色)がD面」と定められています。問題の場合も黄色をD面としてスクランブルします。

4-3.クロックは、スクランブルの開始時にどちらを正面としてもよい。
→x (4d4): 「中の紙が暗い方が正面」と定められています。
(追記:2015/7の改訂により、「どちらでもよい」と規約が変更されました。最新の規約に従った場合、この問の答えは「○」となります。)

4-4.メガミンクスは、スクランブルが間違っていてもそのまま競技に用いてよい。
→○ (4g1): その通りです。このほか、6x6x6と7x7x7でもOKです。


5-1.4x4x4などの内部パーツ(所謂「柿ピー」)が2つ外れた状態でタイマーを止めた場合、完成状態とみなされる。
→○ (5b5): 色がついていないパーツについては、何個欠損していても完成状態とみなされます。

5-2.ピラミンクスの頂点が一つ外れた状態でタイマーを止めた場合、+2秒のペナルティとなる。
→x (5b5): 2色以上色が付いているパーツは、1つ以上欠損している時点で完成状態とはみなされず、すべてDNFとなります。


7-1.ソルブ中に机や椅子、タイマーを使ってパズルを故意に回転させてもよい。
→x (7f1d,A5b): ソルブに使用してよいのは机のみと定められています。ただし椅子やタイマーについても、故意でない接触は慣例上認められています。

7-2.3x3x3足部門ではタイマーをマットの奥側になるように置いて試技をしている様子がよく見られるが、足以外の部門でこれを行ってはいけない。
→○ (7f2): その通りです。ちなみに「タイマーはマットに完全についた状態でなければいけない」と定められているので、タイマーを外して好きな場所に置いた状態で試技をすることも認められていません。

8-1.代理人と親しい特定の友人だけが参加できる大会を開くことができる。
→x (8a8): 大会は、参加を希望する者は誰でも参加できるようにしなければなりません。

9-1.best of 5形式の大会を開くことができる。
→x (9b1): 認められている競技形式は「best of 1~3」「mean of 3」「average of 5」のいずれかです(競技により異なります)。いかなる競技においても、best of 5形式は認められていません。

9-2.3x3x3目隠し部門で、mean of 3形式で順位を決めてもよい。
→x (9b3): 2014年から3BLDのmean記録も残るようになりましたが、大会での順位はbest of x形式のみです。

9-3.プロタイマーは記録が0.001秒まで出るが、0.001の位を四捨五入したものが記録となる。
→x (9f1): 0.001の位は切り捨てます。ただし、平均記録は0.001の位を四捨五入したものです。

9-4.10分以上の記録は、秒の小数点以下を四捨五入する。
→○ (9f2): その通りです。

9-5.予選で日本記録が更新され、決勝で再び更新された場合、後者の記録のみが日本記録として認められる。
→○ (9i2): その通りです。このほか、同じ日に別の大会で記録が更新された場合も同様です。

9-6.複数目隠し部門では、2個中1個成功の場合はDNFとなる。
→○ (9f12c): その通りです。ただし2014年から変更となっているため、2013年以前の1/2の記録は残っています。

9-7.複数目隠し部門で、10個中8個揃えた人と6個中6個揃えた人がいて、どちらも時間がまったく同じだった場合、前者の人のほうが順位は上になる。
→x (9f12c): スコアと時間が全く同じ場合、失敗数が少ない人の方がよい記録となります。

9-8.一つの大会では、一つの競技は1回しか行えない。
→○ (9j): その通りです。


A-1.制限時間が4分の競技でタイマーを3分59秒で止め、そこに2秒のペナルティが追加された場合は制限時間オーバー扱いとなる。
→○ (A1a5): その通りです。

A-2.スタックタイマーとストップウォッチを両方使って計測して10分以内に試技を終え、両方の記録が残っている場合、時間の長い方が記録として残る。
→x (A1b2): スタックタイマーとストップウォッチの両方の記録が残っている場合は、スタックタイマーの記録が優先されます。

A-3.パズルの面が最初からずれていた場合、インスペクション中にずれを直してもよい。
→○ (A3c2): その通りです。

A-4.タイマーの誤作動で記録が正しく残らなかった場合、ビデオなどの証拠があれば再試技が認められる場合がある。
→○ (A6b2): その通りです。ただし、完全に意図しない誤作動であることが証明されなければならないので、かなり厳しいです。普通はタイマー誤作動があってもすべて失格扱いになります。
ちなみに、タイマーの記録が0.05秒以内であった場合は再試技が認められます。もちろん故意にやった場合は失格ですが。

B条 目隠し競技
B-1.目隠し部門で、ソルブの終わりにアイマスクを外してからタイマーを止めてもよい。
→○ (B5c): キューブを手から離した状態であれば、アイマスクを外してからタイマーを止めてもOKです。ただし当たり前ですが、アイマスクを外してからはパズルに触れてはいけません。


C-1.3x3x3片手部門では、インスペクションで両手を使ってもよい。
→○ (C1b+): その通りです。

C-2.3x3x3片手部門では、同じラウンド内ではすべての試技で同じ手を使わなければならない。
→x (C1b++): 試技毎に別の手を使っても問題ありません。ただし、同じ試技中は同じ手を使い続けないといけません。当たり前ですが。

C-3.3x3x3片手部門でソルブ中に手からキューブが落ち、それが自分の脚に当たった場合、その試技は失格となる。
→○ (C1b): その通りです。ただし、試技中にPOPが発生し、そのパーツが片手以外の身体の部分に触れることは(故意でない限り)認められています。


D-1.3x3x3足部門では、インスペクションで手を使ってもよい。
→x (D1b): 足部門では、インスペクション中もすべて足しか用いてはいけません。ふくらはぎとか太ももについては、特に条項がないので分かりません(流石にわざと使う人はいないと思いますが……)。

D-2.3x3x3足部門では、不正防止のため靴下を履いて試技を行うことは禁止されている。
→x (D1b+): ガイドラインにて、靴下の使用も認められています。

H-1.複数目隠し部門の制限時間は1時間だが、ペナルティによって記録が1時間を超えることがある。
→○ (A1a5、H1b1):その通りです。ただし実際に記録が1時間を超えた人は過去に居ません(たぶん)。



以上です。いかがだったでしょうか?
皆さんの解けた数をぜひコメント欄などでお教えください!
(個人的には、38問以上正解できたらすごいと思います)
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コメント

29点でした。
前半がなかなか引っかかりやすいですね。
キューブに関するカルトクイズを作る構想はありましたが、WCA規約をクイズにしたというのは斬新でした。
by: 白 * 2015/04/23 12:48 * URL [ 編集] | page top↑

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HATAMURA

Author:HATAMURA
京都大学在籍。1993年生まれ。
「充実した人生」が目標。
ルービックキューブを始めたのは'07年2月。

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