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スピードキューブよもやま話③「BLD」

目隠しという競技は結構世間的にも注目を集めやすく、3x3x3スピードの次くらいにメディアで話題になってるイメージがありますね。
まあその分いろいろ闇を抱えている競技でもあります……公式大会で不正を働く人も過去にいました。
まあ今から考えれば目隠しで板がなかった事の方があり得ない話ですけどね。正式に目隠し部門で板が使用されるようになったのは2008年ごろからだったと記憶しています。


一般の方はよく誤解されている事ですが、目隠しではパズルの1手1手の動きを頭でイメージしているわけではありません。
パーツの配置を記憶して、なるべく少ないパーツ数だけを動かしながら、パーツを一つ一つ正しい位置に移動させていく作業によって目隠しソルブを行っています。

って言ってもまず通じないですけどね……
「目隠しってどうやって揃えてるの?」って言われたときの説明って、かなり難しいですよね。いい説明の仕方があれば教えて頂きたいです。


僕が目隠しを初めて出来るようになった正確な時期はあまり覚えていないのですが、キューブのタイムが20秒前後のころだったかと思います。一番初めに出来たときは15分くらいかかりました。
当時は3OP法という解法がSuraimuさんのHPで紹介されており、それを頑張って覚えました。3OP法は、今から考えたら「何であんなに面倒なことやってたんかな」という解法ですが……まあ発展途上というのはそんなもんでしょう。
commutatorという概念が普及していったこともあり、現在のトップレベルの解法はBH法というかなり最適化された解法に進化しています。初心者向けの解法も、現在はOld PochmannやM2法が普及していますね。

ただ、3OP法という解法自体はマイルストーンとして重要な解法です。
COやEOといった概念を理解するのには非常にうってつけな解法でしたし、それらの概念を普及させ、ルービックキューブというパズル自身についての研究をより深めるための重要なきっかけの一つであったと、個人的には思います。

ところでOld Plchmannにも名前の出てくるStefan Pochmann氏ですが、彼は他の競技も含めてスピードキューブの解法などをいくつか考案しており、それらはどれもパズル的に利にかなった素晴らしいものです。
ちょっと意外な所だと、メガミンクスのWCA公式スクランブルに使われているあのR++とかD--といった回転記号にもPochmannの名がついており、ちゃんと調べていませんが恐らくは彼の考案したものでしょう。
スピードキューブの技術向上に貢献した、非常に素晴らしい人物なんですね。


閑話休題。
BLDの解法は、昔よりはだいぶ分かりやすくなったとはいえ、やはり初めての人が理解するのは容易ではありません。理解のためには、ルービックキューブという立体パズルに対する深い理解が求められます。
ただ逆に、目隠しをマスターすることによってルービックキューブへの理解を深めることもできるでしょう。
目隠し解法をパーフェクトに理解できていなければ、ルービックキューブというパズルを本当の意味で「知っている」とは言えないと思います。

ただ本当に僕自身も「理解する」という言葉でしか語れないほど、目隠し解法の世界は奥深く、そして概念的・右脳的なものです。
「パズルだから左脳だろう」と思われるかもしれませんが、目隠し解法、特にスピードのことを考えた目隠し解法は本当に複雑に入り組んでいて、それらを使いこなすには文字や言葉に頼らない感覚的な理解が必要です。
言葉で理解するのよりも一歩先の理解が必要だと思います。まあ俺がアホだから言葉で説明できないだけなのかもしれないですが……

目隠しの世界は本当に奥が深いです。「ルービックキューブとは?」という根源的な問いに立ち向かうための、人間による終わりなき営みの世界がそこにはあります。ゴメン言い過ぎた。


まあとにかく面白いよ!一回やってみよう!
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HATAMURA

Author:HATAMURA
京都大学在籍。1993年生まれ。
「充実した人生」が目標。
ルービックキューブを始めたのは'07年2月。

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