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スピードキューブよもやま話⑤ 「競技人口」

お題提供:しゅうむらさん

日本のキュービストの競技人口は、まあここ最近は増えてるんですかねえ。
2007年にNakajiさんが優勝して、そのしばらく後の2008年ごろが最初のピークだったと記憶しています。
そのブームが過ぎ去ってやや目減りしつつも、最近はまた少しずつですが盛り返してきているという印象です。

何かしらのきっかけでまたブームになれば爆発的に増加するのでしょうが、まあブームを狙って起こすのもなかなか難しい所があるでしょう。
それ以外で競技人口を増やそうと思ったら、とにかく地道な活動を続けていくしかないと思います。
やめていく人は一定数いますから、それ以上に入ってくる人を増やさないといけないし。

規模がそこまで大きくない以上、大きなことはやりにくいんですよね。
もっと資金と人員があればもっと大きな活動もできるんでしょうけれど、たらればの話をしても仕方ないですし。


競技者の層を見ると、日本は世界と比較して年齢層が高いというのが僕の印象です。

18歳ぐらいの頃、とあるきっかけでキュービストでないヨーロッパの人(ドイツ人だったかな?)とスピードキューブについて話した経験があるのですが、スピードキューブに対して「もう少し若い子がやっている印象がある」と話していました。
一人に話を聞いただけで決めつけるのも問題ありなのですが、結構海外の大会の動画など見ていても日本で見るより若い子の割合が多いなという印象はわりとあります。


ただこの点については、「日本のキュービストの高齢化が他の国より先に進んだだけ」ではないかなと個人的に考えています。

日本はキューブに関しては他の国よりもかなり先に最盛期が訪れ過ぎ去ってしまい、当時中心世代だった若者がそこそこの年齢になってキューブ界を引っ張っており、光る若者世代もいるが全体として上の世代を凌駕するほどではないという現状です。
キューブ界の世界情勢と比較してみればかなり特異であるとは思いますが、これはキューブに限らず最盛期を過ぎたコミュニティではよく見られる光景です。

Feliksももう21歳(だっけ?)ですし、他の国でも黄金世代の高齢化というのは避けられない問題です。
競技人口が多く入れ替わりの激しい地域はそういう問題は起こりにくいとは思いますが、いずれ日本以外の他の国でも高齢化現象が始まる、あるいはヨーロッパ諸国などすでに始まりつつある地域もあります。

ですから、若者の割合が少ないということ自体は僕自身はあまり問題だと思っていません。コミュニティが成熟すれば遅かれ早かれいずれは起こることですから、それを防ぐのはとても難しいことです。
上を目指す才能と気概のある若者が1人でも残っていれば、業界としては成功していると思っています。
年齢にかかわらず新しい人を集めていきたいという意識を持ち、その活動を続けていれば、業界としての体制は維持できるでしょう。
むしろ金や知識・権力を持つ大人世代が増えることは、活動の幅を広げるためによい効果をもたらすと考えています。



ちょっと話が変わりますが、日本では「大人の趣味としての」スピードキューブが割と認知されていて、それは悪いことではないと思います。
いろいろな世代にアピールすることは意味があることですし、スピードキューブの魅力の一つである「いろんなバックグラウンドを持った人間と交流できる」という面でいえば、子供とよりも大人同士で語ったほうが面白かったりします。
ただ逆に、子供(~18歳)の方が知識も経験も少ない分、スピードキューブに対してよりまっすぐに取り組んでいるなと感じます。
フィジカルな理由やスピードキューブに割ける時間のことを考えても、より上のタイムを目指せるのは少年の世代であるなと思います。
そういう事を考えれば、世界を狙える人材を育てたいという観点で言えば、どんどん若い世代にアピールしていくことはやはり必要です。

若い世代を引き込む努力をしなくなったら、その時こそキューブ界の終焉の時だとは思います。
ただ逆に、そういう活動をしっかり続けてさえいれば、業界が腐敗するということはそうそうないだろうと考えています。


そのへんの話で言えば、大学サークルに関しては結構功罪あるなと思っていて、大学生という新たな層を取り込むことには成功したけれども、結果としてより下の層が目立たなくなった(さっきの観点で言えば「高齢化が加速した」)きっかけにもなっていたなと思います。

今キューブをやっている中高生には、「大学生になったらサークルもあるし今よりキューブできるでしょ」とは思ってほしくないんですね。
大学生、まして社会人になったりすれば、出来ることが増えてキューブ以外にももっと楽しいことが沢山できるようになるし、しがらみも多くなってやらなきゃいけないこともどんどん増えてきます。
皆さんが、身体的なアドバンテージがあって、真剣にまっすぐにキューブに取り組めて、それが社会的にも許される時期は今しかないんです。
今こそがチャンスなんだってことを、分かっておいて欲しい。僕からのメッセージです。




えーと、何の話だっけ。

最初の話に戻りますが、今後キューブ界がどうなっていくかに関しては、まじで努力次第だと思います。
努力をやめなければしばらくは安泰でしょう。ともかく現状がそんなに悪いものだとは考えていないです。
「今いるみんなと楽しくやれりゃえーねん」とか言い出したらまじで終わりだとは思いますが。
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HATAMURA

Author:HATAMURA
京都大学在籍。1993年生まれ。
「充実した人生」が目標。
ルービックキューブを始めたのは'07年2月。

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解法やテクニックについて知りたい方はこちらへどうぞ。僕も運営に関わっているサイトです。
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