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スピードキューブよもやま話⑥ 「PLL」

お題提供:だっきー

ぼやげで最近PLLの2側面判断についての記事を書いたのでそれも読んでくださいね。
このブログにも2側面判断について書いた記事がありますね。ぼやげと被る部分も多いですが、ブログ記事にしか載ってない内容もあるのでまた見てください。
特にPLL先読みはかなり重要だと思います。やってなかったって人はぜひ。

最近はCOLLとかZBLLとかが流行ってるおかげで結構影の薄いPLLですがCFOPの基本ですから、そういうSubstepを使いこなすために前提として必要な部分です。馬鹿にしてはいけません。


唐突ですが僕の嫌いなPLLランキングを書きます。

6位 Ra(n12)
「そこそこ回しやすい手順」は結構沢山あるくせに、「めっちゃ回しやすい手順」が一つもないので嫌いです。

5位 E(n7)
判断が難しいのと、ミスったときにめちゃくちゃタイムロスになるので嫌いです。
多分割で出てきたときは割と怒る。まあ多分割用手順とかもありますけどね。

3位タイ A(n3,n4)
基本のPLLなんですが、正直僕はすごく苦手です……D2がなかなか上手く回せません。
昔は手でD2してたんですが、Feliksが出だしたあたりから薬小ダブルトリガーが少しずつ主流になったっぽいですね。
薬小か小薬のダブルトリガーを練習するのをオススメします。ちなみに僕は薬指でちょんちょんしてます。

2位 Na(n21)
割とミスりやすい。ミスらなくても遅いので嫌いです。

1位 Nb(n20)
ゴミofゴミ。これが出るだけで割とやる気をなくします。
確率が低いのだけが救いです。1/72なので大会ではこれが出ないことをいつも祈ってます。


残りはそんなに変わらないかな。しいて言うなら一部のGとかVとか。
まあ対角については最近はOLLCPとかで回避できたりしますけどねー。でも出るときは出ますからね。
対角が全部Ypermになればいいのに。いやそもそも対角来ないでくれ。


PLLの技術的な話であまり触れられていないといえば、AUF(U面合わせ)でしょうか。
これ意外とちゃんと出来てない人が多いのでここで書いておこうかと思いますが、
「PLLの前後で持ち替えは基本的にしない」
です。U面を回したほうが絶対に速いです。~20秒くらいの人だと持ち替えてるのをよく見ますが、ダメです。

特に一番良くない(けど割とありがち)のが
「AUFして色を合わせる→持ち替える→PLL」
とやっている人です。絶対やめましょう。
ちなみにこれをやってしまう原因として、「2層目と色を合わせないとPLLが分からない」状態になっていることが挙げられます。
PLLは2層目までと色を合わせなくても、3層目だけ見れば判断ができます。これに慣れないとAUFで非効率なことをやってしまいます。
2層目に頼らない判断を身につけましょう。

理想は
「AUFして開始面に合わせる→PLL→先読みしておいて、ノータイムでAUF」
です。持ち替えは基本的に一切しません。
慣れればそんなに難しくないので、これまでPLLで持ち替えしていた人は気を付けてみてください。

あ、これはOLLも同じです。OLLも持ち替えしたらダメですよ。


後は「開始面の違うPLL」についてですかねー。
ちなみにOLLは開始面で使い分ける必要はそんなにないかなという気がします。1個が使いこなせればまあ十分かなと。気が向いたら少しずつ覚えたらって感じですね。ついでにOLLCPとか使いこなしちゃうといい感じですね。

開始面の違うPLLは、OLLよりは重要度が高いです。さっき書いたやり方を見てもわかるようにPLLのAUFは2回しないといけないので、これを1回とか0回とかにできたらかなり大きいです。
どの向きでもいいのでとりあえず2種類覚えれば、最初のAUFでU2をする必要がなくなるのでかなり楽になります。
まあ15秒くらいまでは気にしなくてもいいと思いますけど、それくらいのタイムの人は少しずつ開始面違いのPLLを覚えていくべきかなと思います。
ちなみにPLLは向き違いも合わせたら71通りあるんですが、僕はこのうち43通りはAUFなしで出来ます。ここまで必要かどうかというと結構怪しいですが。

あ、ちなみに手順に関しては「覚えて損はしない」とは一概には言えないんですよ。
知っている手順が多いほど選択肢が増えて迷いが多くなるので、沢山手順を覚えてもそれに見合う判断力がなければむしろ逆効果になることもあります。
回しにくい手順とかだとあえて使わないほうが早いこともありますし。
ですので、その辺りは自分の力量や練習量と相談しつつ、最適な手順量を覚えていくのをオススメします。

こんな所ですかね。
やっぱり基本は大事ですね。最近は無駄に凝ろうとしすぎる人が多くてよくない。
しっかり基礎を身につけてから、応用に手を出していきましょうね。



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Author:HATAMURA
京都大学在籍。1993年生まれ。
「充実した人生」が目標。
ルービックキューブを始めたのは'07年2月。

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